沖縄古民家の不動産売却について


沖縄に古民家を所有していて、その古民家を売却する際、不動産売却の方法、買取保証付き仲介のメリットとデメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。

まずは、不動産の売却方法についてです。売却を行うためには、当該物件がある沖縄の不動産仲介会社へ査定をお願いするのが最初のステップです。他県の住んでいて売却を行う事も可能ですが、知識や経験、市場の動きに敏感に対応できる沖縄の業者にお願いするのが一番でしょう。査定に関しては、不動産鑑定士に依頼するという事ではないので費用がかかる事はありません。仲介会社は、過去の成約事例、現在売りに出されているライバル物件の販売状況、立地、将来性を加味して机上査定を行います。その後、現地内見により、設備や建物の不具合の確認等をおこない最終的な査定額を提示するのです。この査定額が納得のいくものであれば、販売活動開始のための専属専任媒介契約を仲介会社と結びます。媒介契約には他に専任媒介契約、一般媒介契約もあります。専属専任については、すべてのやりとりを担当者を通して行い、媒介契約後5日以内に東日本流通機構への図面登録と情報開示の義務、一週間に1回以上の業務報告があり積極的な販売活動が行われることになります。専任は7日以内の図面・情報登録と2週間に1回以上の業務報告となり、一般は登録義務も業務報告の義務もないためあ積極的とはいえません。その代わり複数社と媒介契約を締結することはできます。締結後は内見希望者を紹介、売買契約、抵当権抹消、残金支払い・所有権移転登記となります。

売却がスムーズに行く場合と条件が合わず販売活動が長期してしまう場合があります。買い替えローンや引越し時期が決まっている人にとって売却が進まない事は大きな問題です。そのような場合に買取保証付き仲介というものがあります。売却思うように行かなかった場合に仲介会社や提携する買取業者により買取を行ってもらうのです。この場合、事前の準備が整っていれば最短で1日で所有権移転を行う事ができ、売却に時間をかけられない人にとってはメリットとなります。逆に、買取額が市場価格の7割程度となってしまうことがほとんどなので、高く売りたい人にとってはデメリットといえるでしょう。

売却する際、引越し時期が決まっているようであれば、媒介契約の種類や買取について良く検討したうえで販売活動をスタートする事で後悔のない売却活動を行う事が出来でしょう。

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